レ点腫瘍学ノート

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リキッドバイオプシー


末梢血中に流れ出している腫瘍細胞由来DNAを検出し、診断や治療効果判定などに活用しようとする技術。リキッドバイオプシーの中でもctDNA(血中循環腫瘍DNA)を活用した遺伝子解析は有用な技術の一つとして期待されている。BEAMing技術を用いたOncoBEAMなどの検査法がすでに実用化レベルに達しつつある。

Nat Rev Cancer 2017 Wan J.C.M et al.による総説あり。

ctDNA(Circulating Tumor DNA;血中循環腫瘍DNA)

BEAMing技術

Bead, Emulsion, Amplification, and Magneticsの各頭文字からなる。デジタルPCRとフローサイトメトリー技術を利用している。これにより血中の微量遺伝子変異を高感度に検出することができる。

2020

【レビュー】がんのリキッドバイオプシー

2020年1月に創刊されたばかりのNature Cancer誌ですが、毎回レビューに力が入っています。3月号のレビューはリキッドバイオプシーです。15ページに及ぶ内容で、現状利用可能なリキッドバイオプシーシステム、想定される臨床応用の場面、今後のctDNAを用いた臨床試験などの方向性などについての記載。

Circulating tumor DNA and liquid biopsy in oncology
Evaluation of circulating tumor DNA in blood has emerged as a powerful technology for oncology research. Lillian Siu and colleagues review the potential applications of liquid biopsy, highlighting clinical-trial designs to establish its clinical utility.
https://www.nature.com/articles/s43018-020-0043-5

非小細胞肺癌のスクリーニングをリキッドバイオプシーで行う

https://oncologynote.jp/?25689853ce#content_1_2

2017

ホルモン感受性乳癌のctDNA Hybrid captureによるゲノムプロファイリング

Ann oncol 2017 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28945887

【レビュー】BEAMingによる大腸癌リキッドバイオプシーの臨床応用

Ann oncol 2017 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28945877

大腸癌のRAS変異

Nat rev coin oncol 2017 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28925996

その他(#あとで読む)

https://stm.sciencemag.org/content/11/507/eaay1984.full


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更新日:2019-09-25 閲覧数:2267 views.