update2019
進行再発肝細胞癌に対するラムシルマブ
REACH試験(第3相)
- 一次療法でソラフェニブ療法で不耐/増悪後でChild-Pugh A、PS 0/1の症例
- サイラムザ vs プラセボを1:1割付
- OSが7.6→9.2ヶ月と延長傾向を示すもののHR 0.866(0.717-1.046), p=0.1391でunmetであった。
- 層別化解析ではAFP 400ng/mL未満の集団でOSの有意な延長を認めなかったが、AFP 400ng/mL以上の症例でOS 4.2→7.8ヶ月(HR 0.674(0.508-0.895), p=0.0059)と有意な延長を示した。
- 当初はChild-Pugh A/Bの症例を対象としていたが、試験途中でChild-Pugh Bの症例は除外された。
REACH-2試験(第3相)
- REACH試験の層別化解析の結果を受けて、AFP 400ng/mL以上の症例に限った試験。
- 解析対象症例292例中、日本人症例を59例含む。
- OS 7.3→8.5ヶ月(HR 0.710 (0.531-0.949) p=0.0199)と有意な延長を認めた。
2019年9月4日からDPCでも出来高算定となり入院中でも実施できるようになった。
ニボルマブ
CheckMate-459試験
切除不能HCCの1次治療でニボルマブはソラフェニブと比べて有意にOSを延長できず
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cancer/news/201906/561398.html
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更新日:2019-09-06 閲覧数:1241 views.