レ点腫瘍学ノート

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update2014

胃癌術後化学療法はどのような治療が標準的となっていますか。

胃癌術後化学療法による恩恵はどの程度ありますか。長期再発率をどの程度抑えることが出来ますか。

胃癌術後化学療法以外に再発率を抑える方法がありますか。

胃部分切除でありヘリコバクター・ピロリ菌が陽性であれば、ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌を行うことを推奨します。

切除不能胃癌の二次治療はどのようなレジメンが選ばれていますか。 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cancer/report/201502/540724.html&aname(rf6a8711,super,full,nouserselect){ };

HER2陽性切除不能胃癌における、トラスツズマブの上乗せ効果はどの程度あると考えられますか。

トラスツズマブはXP療法に上乗せするのが正攻法ですが、SP療法に上乗せすることも許容されますか。またその場合はどのようなスケジュールで治療を行うのがよいでしょうか。

XP療法の副作用はSP療法と比べてどのように違いますか。

トラスツズマブの副作用にはどのようなものがありますか。

インフュージョンリアクションを起こした場合にはどのように対処すべきでしょうか。

進行再発胃癌の二次化学療法にはどのようなレジメンがありますか。

進行再発胃癌の二次化学療法ではタキサンとイリノテカンのどちらが優れていますか。どのように使い分けるべきでしょうか。

ラムシルマブとはどのような薬でしょうか。

HER2陽性進行再発胃癌の一次化学療法PD後の二次化学療法ではトラスツズマブをbeyond PDすべきでしょうか。ラムシルマブとトラスツズマブ(beyond PD)の使い分けはどのようになるのでしょうか。

進行再発胃癌の三次化学療法に推奨されるレジメンはありますか。

腹膜播種などにより腹水貯留が進んだ症例も同様の化学療法レジメンでよいでしょうか。

慢性腎不全のある症例の化学療法レジメンはどのようにすればよいでしょうか。

進行再発胃癌でS-1単独療法に比べてS-1+CDDP併用療法を選んでも恩恵が得られないのはどのような患者と考えられますか。

S-1単独療法の副作用にはどのようなものがありますか。

S-1+CDDP併用療法の副作用にはどのようなものがありますか。

現在標準的となっている治療のほかに、どのような薬剤が使用可能と考えられるでしょうか。

進行胃癌からの腫瘍出血やDIC(播種性血管内凝固症候群)にはどのように対処すべきでしょうか。

化学療法、RT

進行胃癌による噴門狭窄にはどのように対処すべきでしょうか。

逆流防止弁付きステント留置。

進行胃癌による幽門閉塞にはどのように対処すべきでしょうか。

バイパス術、ステント挿入。

郭清はD2が基本
胃上部癌の場合は脾門部郭清(D2)のため脾臓合併切除される
D3郭清はRCTでD2に対する生存期間の優越性を示せず(JCOG9501)

早期胃癌の内視鏡的治療適応基準
基本は、分化型、M(粘膜層)、腫瘍径2cm、UL−。
拡大は

術後化学療法

ACTS-GC試験
II/III期に対しS-1を1年間(4週間投与、2週間休薬)服用でOS延長。
Ia、Ib期は術後化学療法の有用性のデータなし。

進行再発胃癌
JCOG9912試験
S-1が5FUに対し非劣勢であることを示した。なお同時に評価されたCPT11+CDDPは5FU単独に対する優越性は示せなかった。

SPIRITS試験
S-1+CDDPのS-1に対する優越性を示した(OS 13.0m vs 11.0m)
これにより進行再発胃癌の標準治療としてのS-1+CDDPが確立された。
なおSPIRITS試験ではPS不良例、高度腹水貯留例、腎機能不良例が除外されているほか、サブ解析で高齢群ではS-1+CDDPがS-1に対して優越性を示せなかったことから、S-1+CDDPの適用は患者の状態に応じて慎重に判断する。

HER2陽性胃癌に対するエビデンス

ToGA試験
HER2陽性胃癌に対し、XP(FP)**HCPTのXP(FP)に対する優越性を示した(16.0m vs 11.1m)
このプロトコルは標準的にはXP(FP)**HCPTを6サイクル投与した後はHCPT単剤による維持療法を行っている。
なお実臨床ではXP**HCPT 6サイクル終了後は(慣習的に)カペシタビン+トラスツズマブという組み合わせによる維持療法もしばしば行われている。

優越性を示せなかった他の試験は、
GC0301/TOP-002試験
S-1**CPTのS-1に対する優越性を示せず
GC-03/START試験
S-1**DOCのS-1に対する優越性を示せず

胃癌のL-OHPに関するエビデンス
切除不能胃癌の一次治療で、S-1**CDDP(SP)に対するS-1**L-OHP(G-SOX)の第3相試験
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25316259 [ 2014 Ann Oncol ]
SPに比べてG-SOXは非劣性。
胃癌のG-SOXはL-OHP投与量が3週毎100mg/m2であり、大腸がんmFOLFOX6の2週毎85mg/m2やSOXの3週毎130mg/m2と異なることに注意する。

胃癌二次治療のエビデンス
(ASCO2011)
二次治療を行った群がBSC群に比べて生命予後良好
WJOG4007試験
wPAC vs CPT-11を比較した試験で有意差なし

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更新日:2019-12-03 閲覧数:1009 views.