がん遺伝子パネル検査の診療報酬改訂案
【本日発表】がんゲノムプロファイリング検査の診療報酬見直し。従来の8000+48000点が、がんゲノムプロファイリング検査44000点+がんゲノムプロファイリング評価提供12000点に変更。エキパネ無しでも44000は算定でき、エキパネ追加で56000に増えることになりそう。https://t.co/K96O17K14w
— レ点.bot💉💊🧬 (@m0370) February 9, 2022
患者の容態変化などで48000が算定できない歪みが修正され最低44000は確保できることになるが、プロファイリング48000+評価提供8000という予想に反して44000+12000というバランスは結局エキパネしないと持ち出しが出るという…。
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病状悪化による持ち出しが減るので積極的に出せるのと、コンパニオンが承認されている15の適応についてはエキパネ省略で44000算定で治療開始したり、臨床試験もエキパネ無しで紹介する事例がが増えるかも。それに伴って、前立腺BRCAの20200点などを算定するケースは無くなりそう。
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15のコンパニオンと治験紹介はエキパネを待つ必要が無くなり、適応外使用も保険縛りを無視できるので、エキパネは事実上「12000算定」と「患者申出療養狙い」の意味しかなくなるかもね。一部困難症例を除けば「議論は要らないけど12000算定だけさせろ」的なものばかりになってエキパネが形骸化しそう。
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点数算定タイミング以外の大きな変化は、これ文面は「標準治療終了後」の縛りは12000点の評価提供料にしかかかってないので、標準治療前から44000点算定できるように読める。つまり一次治療前にパネルを出し44000、標準治療終盤にエキパネを出し12000追加という運用が可能になるか。これはでかい。
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個々の病院の検査会社との契約にもよるが、実際は44000点でFoundationOne CDxを出すとわずかに「持ち出し」になりそうなので、あまり無茶はできない。結局「結果はもう手元にあるけど12000点のためだけにエキパネをやる」ということになりそう。
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【注】これは『改訂案』であって、最終決定ではありません。
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更新日:2022-02-09 閲覧数:1108 views.