レ点腫瘍学ノート

Top / 日記 / 2023年 / 6月16日

腫瘍内科外来の初診枠は何時に設定すべきか

腫瘍内科

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一般的に腫瘍内科外来の初診枠は何時に設定すべきなのでしょうか。

一般内科外来の場合は午前も午後も再診はやりつつ、初診は午前に入れて午後は再診メインみたいな形のことが多い。しかし化学療法が多い場合は点滴時間を考慮して再診を午前に集める必要があるし、1人1人にそれなりに時間がかかる。初診や紹介枠はどこに設置するのが一番効率が良いんだ?

— レ点🧬💉💊 (@m0370) June 16, 2023

一般内科外来では、初診は午前中に設定し、午後は再診がメインとなる形を採ることが多いようです。しかし、化学療法が多い場合は、点滴時間を考慮して再診を午前中に集める必要があります。なぜなら、それぞれの患者さんにはそれなりの時間が必要だからです。では、初診や紹介枠はどこに設置するのが一番効率が良いでしょうか。

理想的には、初診担当と再診担当で医者を分けることで、診療のスムーズさを保つことができます。しかし、そこまでの人員が確保できない場合もあるでしょう。

腫瘍内科の特性から考えると、飛び込みの初診は少数であり、紹介元で画像や病理などの検査が終わっていることがほとんどです。しかし、化学療法の前には説明することが多く、患者一人につき約1時間前後かかるため、予約再診の間にこれを入れると診療が混乱する可能性があります。

午前中は再診をメインに設定し、緊急の患者さんはその間に適宜対応することを考えてみましょう。紹介による初診、例えば化学療法の導入を考える患者さんは、1日に多数が予定されるわけではないので、午前の最後か、午後の最初に設定することが最適かもしれません。

また、午後の最後は化学療法を終え、緩和ケア病棟や在宅看取りへの紹介を考える時間を取るために、予約などを入れずフリータイムを確保する必要があります。これは、他の診療や予約で時間が取られてしまうことを避けるためです。

長時間、中時間、短時間の化学療法について考えると、長時間は9時に確定し、短時間は柔軟に対応することが可能です。中時間の化学療法は午前と午後のグループに分ける必要があります。おそらく12時に中時間の化学療法の患者さんを送り出し、13時から14時にかけて初診を行うのが良いでしょう。

さらに、紹介なしの初診を受け入れるか、当日紹介を受け入れるかも重要な問題です。紹介なしの初診は少ないかもしれませんが、初期の段階では当日紹介も受け入れ、科のアピールが必要でしょう。しかし、受け入れる数が増えすぎると、自分たちの業務に支障をきたす可能性があります。

私自身はこれまで、昼休みを取らずに外来や内視鏡を一気にこなし、早めに仕事を終えるスタイルを採用してきましたので、午前外来・午後外来という概念はあまり持っていませんでした。しかし、今後はもう少し医師にとっても患者にとっても高率と快適性を考慮した賢いやり方を考えていきたいと思います。


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更新日:2023-06-16 閲覧数:283 views.